電通大生向け留学情報
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尾崎 愛さん情報通信工学科1年

留学期間:1ヶ月
留学先: ハルビン工程大学

1. ハルビン工程大学(中国)語学留学への参加動機

このプログラムの存在自体は入学時の入学オリエンテーションで知りました。1年生の夏休みに個人的に中国に行ったこともあり、次は留学として中国の大学で中国語を学びたいと思い、夏休みの終わりに国際交流センターの先生に相談しました。後期の初めに留学の説明会があり、そこでこのプログラムに行くことに決めました。
 
 
2. 授業、大学主催の交流活動について

私たち日本人留学生がハルビン工程大学に到着したのは3月1日でした。ちょうどハルビン工程大学の学期が始まるのも3月1日で、授業もみんなの自己紹介から始まりました。
ですが、授業は3月の2週目から始まったので、それまではクラス分けの中国語のテストを受けたり、教科書を買ったり、現地の学生に大学を案内してもらったりしていました。

クラスはレベルごとに分かれているので自分のレベルにあった授業がうけられます。留学生寮から教室までは遠く、徒歩で20分くらいかかりました。午前で終わる曜日もあれば、午後3時まで授業がある日もありました。すべて中国語の授業ですが、その中でも種類に分かれているので(英語で言うスピーキングやリスニングなどのように)飽きませんでした。先生方もとても優しく、わかりやすい授業でした。クラスメートには韓国人、タイ人、ロシア人、ラオス人がいて、たくさんの友達ができました。中国語で中国人以外の国の人と意思疎通ができていると考えるととても不思議な気持ちになりました。日本との違いはもちろんですが、共通点を見つけた時はおもしろかったです。例えば洗濯機は韓国語でも同じ発音でした。授業中の音読はみんな大きな声で読むので小学校に戻った気分になり、楽しかったです。
 
3. 授業以外の活動について
 
週末は授業がないため、たくさんの観光地に行きました。1ヶ月あれば近くの行くべき観光地はほとんど行けます。

また留学中にたくさんの中国人学生と友達になりました。いろんな観光地に連れて行ってもらったり、毎日朝ごはんを一緒に食べたりしました。中国の学生は友達になったら本当にびっくりするくらい優しくて感動しました。本当にたくさんの思い出ができました。また大学の日本語の授業に連れて行ってもらったこともありました。日本語を学ぶ学生と交流ができおもしろかったです。
 
 
中国の一般的な朝ごはんです。中華まん2つで40円、豆乳40円、油条(揚げパン)20円くらい、ジュース70円。留学生はこの価格の1.2倍で購入できます。
4. ホームステイや生活一般について

ハルビン工程大学には留学生寮があり、そこにたくさんの留学生が住んでいます。学校の中で一番綺麗なのがこの寮らしいです。たぶん500人くらい住んでいると思います。一人一部屋で確かに綺麗で必要なものはほぼ完備されていました。ハルビンの冬はとても寒いですが屋内はどこも暖かいので寮の部屋の中は半袖でも寒くないです。逆に日本に帰ってきて家の中が寒くてびっくりしました。寮の部屋の中は快適そのものです。

食事は主に学食でとっていました。学食は日本人には口に合わないものもありますが、何がおいしいか分かってくると安くて最高でした。大学内には学食は二つありましたが、一つの学食は4階まであり種類が豊富なので食べ飽きることはなかったです。学内には大きなスーパーや学食以外の外部の食堂もあり、大学の外に出なくても生活できます。寮まで出前を取っている学生も多くいました。
 
 
5. 今回の留学を通じて得たこと

大学の図書館に行くとたくさんの中国の学生が勉強していました。ハルビン工程大学の図書館はアジアで一番大きい大学図書館と聞きましたが、それだけ勉強スペースもたくさんありました。しかし夜にはそのスペースの多くが埋め尽くされ、みんな熱心に勉強していました。試験前になると朝早く起きて場所取りをする学生も現れるらしいです。また授業も夜の9時までや土日にある学生もいるとききました。本当に中国の学生は真面目に勉強していました。この光景を見て日本の学生の勉強時間の少なさを痛感しました。電気通信大学も比較的勉強が大変だと言われていますが彼らに比べたら大変のうちに入らないです。日本は日本の、中国は中国の教育方法であると言えばそうですが、あまりの差に驚きました。というわけで、中国の学生を見習い、私は大学在学中に中国語を習得することに決めました。せっかく大学生で自由な時間があるので本当に中国語を習得したいと思っています。
他にも中国語をあらためて習得しようと思った理由がもう一つあります。それは留学で仲良くなった人(知り合った中国人学生や外国人留学生)たちともっと深く、込み入った話をしたいと思ったからです。今回の留学では日本語を話せない中国人学生や外国人留学生とは簡単な話題なら中国語で話せるけれど難しい話題になると表現できなくなり、何度も途中で説明するのを諦めてしまいました。クラスが一緒だった多くの留学生は長期留学なためこれからますます中国語のレベルが上がっていきます。彼らと再会した時にあの頃よりももっとたくさんのことを中国語で会話できるようになりたいので彼らと同じように学習を続けたいです。また、日本語ができる中国人学生との会話では彼らの日本語の水準が高いため、込み入った話もできましたが、彼らの日本語の能力に頼るだけでなく、私も中国語の水準を高めることによって両方からアプローチして、会話中のささいな言葉の誤解などをなくしたいです。最終的な目標は中国語で日本人と会話するように話し、中国人目線では中国人と話しているように感じてもらえるくらいになることです。
 
 
6. 反省点

着ない服を何着ももっていってしまったことが失敗でした。お気に入りの服を持って行った方がいいと思います。
 
 
7. その他参加希望者へのアドバイス

中国に着いてすぐは慣れないことが多くて大変だったけど最後の方はもう少し滞在していたいと思うほど楽しく充実していました。中国留学は費用もそれほどかからず、長期休みを有意義に過ごせるので少しでも行きたい人はどんどん行った方がいいと思います。また、留学してみないと分からないことがたくさんあります。例えば日本に来る外国人ではなく、外国で出会う外国人との異文化交流は予想よりもずっとおもしろかったです。また中国人学生に混じって中国の大学で過ごした日々は今思い返すととても不思議に思います。この不思議な感覚を簡単には言い表せませんが、ほとんどの学生が大学内に住み、生活するのにはほぼ大学内で事足りるほどの広大な敷地を持つ中国の大学(ハルビン工程大学)は電気通信大学とはまったく違いました。それが体験できて本当に良かったです。
※尾崎さんのレポートは第二外国語教室サイト(中国語)でも紹介されています。

作成日:2016年3月31日 / 更新日:2016年4月25日