電通大生向け留学情報
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谷口 登章さん総合情報学科・3年

留学期間:3週間

1.ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)語学留学への参加の動機

以前から留学への興味はありましたが、踏ん切りがつかずに3年生になってしまいました。そのような時に、留学した友達から、海外の大学では授業スタイルも全く違い、とても良い経験になったと聞き、私もこの機会に参加しようと思いました。

 

2.授業、大学主催の交流活動について

17人と少人数のクラスで、どの授業においても4,5人のグループに分かれてディスカッションを行いました。3週間のプログラムでしたが、週ごとにテーマが決まっていて、木曜日までにグループでテーマについてまとめるというのが基本的なスタイルでした。クラスメートは、夏休みという事もあり日本人が多かったのですが、クラスでは英語以外話すことはできないので、常に英語に触れられます。

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キャンパスの風景 クラス風景

 

3.授業以外の活動について

週末はダウンタウン、キャピラノ、ヴィクトリアなどいろいろな場所に行きました。一番印象的だったのはアメリカンフットボールの試合です。バンクーバーにはオリンピックの開会式でも使われた大きなスタジアムがあり、サッカーやアメフトの試合が行われています。中でもアメフトは日本でなかなか見ることができないのでとてもおすすめです。観客の歓声もすごいですし、タッチダウンが決まるたびに花火が上がるなど日本のスポーツでは考えられないほど派手でした。

スポーツを通じた交流もおすすめです。バンクーバーでの活動はすべてが楽しいものでしたが、最も楽しかったのは地元の人達とサッカーをしたことです。カナダの人たちはとてもフレンドリーで、地元の人たちが次々とやって来て、「自分たちも一緒にプレーしていい?」と気軽に聞いてきてくれます。サッカーを通じてたくさんの友達を作れましたし、英語を話す練習にもなりました。

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ギャスタウンの風景 キャピラノサスペンションブリッジ アメフトの試合

 

4.ホームステイや生活一般について

ホストファミリーはフィリピン出身で、ホストファザー、ホストマザーとその息子という構成でした。とても親切で、ホストファザーに至っては毎朝5時に起きてランチのサンドイッチを作ってくれるなど素晴らしい家族に恵まれたと思います。ホストファミリーとは、授業の話や、週末の予定、日本の料理などの話をしました。

食事については、ホストファミリーがフィリピン出身だったこともあり、毎日お米が食べられました。お米が食べられたおかげで、カナダの食文化にそれほど抵抗を抱かずに、むしろ毎日のご飯が楽しみで仕方なかったです。外食についても、日本よりも少し値段はかかりましたが、どのレストランでもご飯は本当においしかったです。また、ダウンタウンには日本料理、中華料理やギリシャ料理などの世界中の料理がそろっているので、カナダの料理が口に合わない人でも自分の口に合う料理を見つけられると思います。

 

5.今回の留学を通じて得たこと

日本に戻り、留学生が話す内容が留学前よりも確実に理解できるようになっていました。この留学ではリスニング能力を向上させることを第一の目標としていたので、その点は達成できました。何より、この留学を通して、英語を話す際にプレッシャーを感じなくなりました。今までは留学生と話すときは、頭の中が混乱し、うまく言いたい事が説明できないことが多かったのですが、留学に行って24時間英語に触れることで、英語を話すことがごく普通なことに感じられました。短い期間であっても留学に行く意味は大いにあると思います。

 

6.反省点

実際の現地の気候は想像していたよりもたいへん寒くコートが必要なほどでした。それゆえ冬物の服を現地で購入しなければならず、費用がかさんでしまいました。もっと詳しく現地の気候や服装について調べておけば、費用を節約できたと思います。

 

7.その他参加希望者へのアドバイス

留学に少しでも興味のある人がいるのであれば、絶対に留学に行くことをすすめます。確かに短期間で英語を一気に上達させることは、難しいかもしれません。しかし、現地での生活は英語に常に触られる貴重な時間ですし、英語に対する印象が大きく変わります。また、現地でたくさんの友達ができ、Facebookなどを使えば帰国後も交流ができ、生活にも変化が起きること間違いなしです。何より、英語を学ぶことが楽しくなります。英語を学ぶことでいろいろな国の人たちと話し、友達になるという経験は素晴らしいものです。ですので、少しでも留学に興味を持っている人がいるのであれば、たとえ英語が得意でない人でも勇気をもって一歩踏み出してほしいです。きっと最高の経験になると思います。

 

 

作成日:2016年10月31日 / 更新日:2017年4月28日

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