小野 泰輔さん先進理工学科2年
1.アリゾナ州立大学(アメリカ)語学留学への参加の動機
参加を決めたきっかけは、ある一人の友達との会話でした。彼は高校の頃から大学に入ったら英語を習得したい、海外で働きたい、という思いがあり、留学に挑戦したり、TOEFLの勉強をするなどして自分の気持ちを貫いていました。自分はというと、これといってやりたいこともなく淡々と過ごす毎日で何のために大学に来て勉強しているのか分からなくなっていました。ただ、英語を学んで世界中の国の人と会話がしたい、世界中に友達を作れたら楽しいだろうなというぼんやりとした夢があり、そのきっかけとして留学を考え始めていました。そんなことをその友人と話していて、励まされ、参加を決意しました。
2.授業、大学主催の交流活動について
3.授業以外の活動について
様々なイベントが各地で行われていました。最初の週末にはハワイアンフェスティバルがありました。イースターの日には子供たちが卵型のお菓子のはいったカプセルを家中探し回って遊んでいました。また、ワンオクロックがアリゾナにライブに来ていたので格安でとても近くで見ることが出来ました!!
一番印象に残ったのは、やはりグランドキャニオンでした。あの大自然の迫力は絶対に一度は経験してほしいと思います。日本では感じられないものがあります。

4.ホームステイや生活一般について
私のホームステイ先は、他に日本人留学生が一人、台湾人が一人、ホストファザー、マザー、息子が6人、孫が大勢という家庭だったのでとても賑やかでした。食事時には英語の発音練習をみんなでしていました。中でも、ホストファザーに教えてもらった早口言葉は、全く言えず馬鹿にされました(笑)。食事は日本のようにメニューがたくさん並ぶのではなく、中央にチキンなどがドンと置かれてそれを各自で取り分けて食べるスタイルでした。物価は比較的高かったように感じます。外食するとチップも取られます。治安に関してはとても良いところだったように思います。みんな優しく親切です。
5.今回の留学を通じて得たこと
今回の留学では自分に自信を持つことができたとともに、とても良い刺激を受けました。積極的に自分を出していく社会なので、自分もアクティブになれたように思います。また、他大学の日本学生や他国の学生は英語を学ぼうとする姿勢がとても高く競争心があって、非常に刺激を受けました。大学生活の2年間、授業をこなしていただけの受け身の自分の姿勢をとても後悔しています!
留学を通して英語力は上がりましたが、まだまだ自分の言いたいことを言えない時がたくさんあり伝えられない悔しさを学びました。そして様々な国の人と接することでいろいろな文化や人間性に触れることがとても新鮮で楽しかったので、次は長期留学をすることを目標に帰国後も英語の学習を欠かさずしています。
6.反省点
反省点としては、もう少ししっかり英語を勉強してから行くべきだったということと、日本の文化についてもっと学んで英語で伝えられるようにすべきだったと思います。また現地の観光地などについて事前に調べて計画を立てるべきでした。アンテロープキャニオンに行けなかったのが最大の後悔です...
日本人にありがちな遠慮するという気持ちを捨てて、自分の意思を貫く、自分の気持ちをしっかり伝えることが大事です。アメリカの人はぐいぐい来るのでそれに負けて、ちぢこまっていたら失敗しますし後悔します。
7.その他参加希望者へのアドバイス
留学しようか迷っている人はたくさんいると思います。言語を学びたいから、外国に行ってみたいからなど理由は様々でしょう。でも結局ほとんどの人は決断できずに行けなかったという結果になっていると思います。この留学をする前までの自分もその一人でした。ですが、一歩踏み出して一回留学を体験してもらいたいと強く思います。自分を変える大きなチャンスです。人生が変わります。やらない後悔は一生悔やまれます。私もとても悩んで今回留学することを決めて、やっと人生における目標を見つけることができました。今、私はその決断をした時の自分を全力で褒めてやりたいです。絶対にいい経験になります!!少しでも興味があるなら是非挑戦してみてください!!
作成日:2016年3月31日 / 更新日:2025年9月24日





