フランス国立高等電気通信大学フランス
大学概要
大学の特徴
フランスの大学院大学で、通常学部3年生以上が編入する大学であり、"グランデコール"と呼ばれる非常に難しい試験を勝ち抜いた1学年250人の学生だけが入学できる。
入学年は通常の大学の3年次に相当し、3年間かけてディプロマを取得すると、フランス国内で”エンジニア”を名乗ることが出来る。
カリキュラムは、企業でエンジニアとして研究・開発に携わることの出来る人材の育成を目的として、少人数の特徴を活かした実践的な講義が多い。
フランスという国の性格から、留学生は非常に多い。出身国はフランス語を第2言語とするアラブ・アフリカの各国、ラテン文化のつながりを持つスペイン・イタリアなどのヨーロッパ諸国、アジアでは中国、ベトナム、カンボジアが多い。
構成学部・大学院
3年のディプロマコースのほかに、1年程度のマスターを取得できるコース、博士課程などがある。分野は、電子工学、情報工学、経済学。
生活情報
物価は日本より少し安い程度。円とユーロの関係によってかなり左右される。
大学生活を不自由なく過ごすには、学生寮約330ユーロ、食費約300ユーロ、雑費約80ユーロ、交通費約45ユーロ、通信費20ユーロ、合計約1,000ユーロほどかかる。
家賃(寮費)に関してはCAFより70ユーロ(私費留学)または100ユーロ(奨学金受給者)の補助がある。
大学内の学生食堂では3ユーロ程度でとてもおいしく十分な量の食事ができる。夜はメニューが少なく楽しめない。
所在地
ENST (Ecole Nationale Supérieure des Télécommunications-Télécom Paris)
46
rue Barrault - F
Paris Cedex 13
- 最寄の国際空港:シャルル・ド・ゴール国際空港(大学まではRER-B線でCite U駅下車徒歩15分)
- Formation et innovation dans le numérique - École d'Ingénieurs : Télécom ParisTech
作成日:2010年6月24日 / 更新日:2015年6月12日