電通大生向け留学情報
国際教育センターホーム 電通大生向け留学情報 留学・派遣体験談 DYCI 宮嵜百合亜さん

DYCI 宮嵜百合亜さんⅡ類 先端ロボティクスプログラム 4年

留学期間:7日間
国・地域:フィリピン
留学先大学・機関:Dr. Yanga's College Inc.

参加動機

 留学・国際イベント等の情報配信サービスで本プログラムを知りました。元々動画編集が趣味で、大学の国際交流や広報活動に強い興味があったため、自身の関心やスキルを活かせる絶好の機会だと考え参加を決意しました。

現地での活動と学び

Presentaion_MiyazakiY.png 現地のDr. Yangas College Inc.(以下、DYCI)にて、中高生および教育学部の学生を対象に「ドラえもんを基にオリジナルの秘密道具を設計し、研究構想(Research Question)の立て方を体験する」という40分ほどの講義・アクティビティを実施しました。教職課程を履修している立場から日本とフィリピンの生徒の違いを知りたかったことに加え、前日夜に先方から日本の技術や電通大での学びに関する発信を求められたことがきっかけです。

 ワークショップでは、こちらの曖昧な指示にもかかわらず生徒たちが難なくオリジナルの秘密道具を形にし、指示がなくとも自らデザインを描いたノートを見せてくれたり、大勢が積極的に挙手してプレゼンを行ったりと、ものづくりの考え方やアクティブラーニングに非常に慣れている印象を受けました。

 また、3Dプリンターやプログラミングを駆使したDYCIのSTEM教育の授業も見学しました。日本は未だSTEM教育を模索中ですが、欧米諸国だけでなく、こうしたアジア圏の最先端の取り組みにも大いに参考にすべき点があると実感しました。

Robot_MiyazakiY.pngのサムネイル画像 Idea_MiyazakiY.pngのサムネイル画像 3Dprinter_MiyazakiY.pngのサムネイル画像

生活環境と衛生面の注意点

 現地での生活において最も痛感したのは衛生管理と気候への対策です。滞在した9月は雨季であり、洗濯物が3日経っても乾かないほどでした。周辺にセルフのコインランドリーはなく業者に依頼する形式になるため、服はあらかじめ多めに持参することを強く推奨します。

 また、滞在中に高熱を伴う細菌性胃腸炎にかかってしまいました。ネットの情報や過去の経験に頼らず、現地では徹底した衛生管理が必要です。水道水ではなくペットボトルの水で歯を磨くこと、街の洪水で濡れた靴を洗った後は念入りに手洗いうがいをすること、観光地でも氷入りの飲み物は避けること、そして紙や手洗い場のないトイレに備えてティッシュや消毒液を常時持ち歩くことが不可欠です。

得た成果と今後のアドバイス

Children_MiyazakiY.png 今回の経験を通じ、電通大の研究紹介や講義の締めくくりにおける自身の英語力(自然な言い回しや専門用語の運用)に課題が見えたため、今後はより実用的な英語会話能力の向上を目指します。

 また、日本の教職課程では欧米の事例が多く扱われますが、アジアの教育環境に直接触れたことで、国際的な立ち位置をよりリアルに捉えられるようになりました。

 これから参加する方へ伝えたいのは、まず日本の当たり前な衛生観念を捨て、「これくらい大丈夫」という油断をなくすことです。また、連日の活動に負けない体力をつけておくことも大切です。厳しい側面も書きましたが、「少しでもフィリピンツアーが気になっている」のであれば、ぜひ挑戦してほしいと思います。メディア越しではなく現地に身を置き、異文化を直接肌で感じて得る学びには、他にはない大きな価値があります。

作成日:2026年11月 4日 / 更新日:2026年11月 5日

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