ロキレス大学 錦奈央人さんI類・3年
留学の動機:固定観念を破り、自由な視野でプロダクトを創るために
将来、多くの人に関わる新しいプロダクトを創る側になったとき、今の固定観念にとらわれず、自由で広い視野を持って取り組みたいと考えたのが一番のきっかけです。そのために未知の環境へ飛び込んで刺激を受け、大学での学びを英語でどこまで深められるか自分を試したいと思いました。
数ある大学からロスキレ大学を選んだのは、実践的なPBL(課題解決型学習)の授業スタイルに強く惹かれたためです。ゼロからプロジェクトを立ち上げ、チームで協力し形にするプロセスは、将来の大きな自信になると考えました。また、デジタル先進国であるデンマークのシステムが、国民の生活にどう影響しているかを肌で体感したいという思いもありました。
学内環境と生活のリアル:充実した設備と物価への備え
学内はスライド資料や図書館へのオンラインアクセスが充実しており、学習面で困ることはありませんでした。図書館は土日祝日問わず8時から24時まで利用可能で自習席も多いです。また、ジムやビュッフェ形式の食堂、完備されたWi-Fi環境など、設備は一通り揃っています。ただ、グループワークでの日程調整や事前知識のすり合わせには時間を要しました。
生活面での注意点は、日本に比べて全体的に物価が高いことです。特に衣類は古着でも高価なため、冬服は日本から持ち込むことを推奨します。また、3ヶ月以上居住する場合はCPRナンバー(住民登録)などの取得が義務付けられていますが、保険証が届くまで1ヶ月ほどかかるため早めの手続きが必要です。
最大の収穫と変化:フットワークの軽さと、議論が生んだ大きな自信
一番の変化は、物事を「まずやってみる」というフットワークが軽くなったことです。留学前は失敗を恐れたり重圧を感じたりしがちでしたが、多様な価値観に触れる中で「正解は一つではないから、ひとまず動けばいい」と強く実感しました。
特にPBLの授業では何度も意見が食い違いましたが、そのたびに試作を作ったり先生を交えて話し合ったりと、全員が納得する形で議論を重ねました。英語という慣れない言語で一つの形を作り上げた達成感は、日本では得られない大きな自信になりました。「伝えようとする意志が何より重要だ」と気づけたことも、専門分野を英語で学ぶハードルを越えた先の大きな収穫です。
価値観への影響と反省:心のゆとりが生んだ成長、そして次なる挑戦者へ
現地での交流は、私の精神面にポジティブな影響を与えてくれました。街中での何気ない会話や、現地での交流を通じて、「他者への優しさ」や「多様性に対する寛容さ」に触れる機会が多くありました。こうした、ゆとりのある生活リズムに触れるうち、日本での多忙さで余裕を失っていた私自身の心にもゆとりが生まれました。これはデンマーク人の高い幸福感の一片に触れた経験だったと感じます。
反省点は、勉強に集中するあまり現地のコミュニティにもう一歩深く踏み込む勇気を持てなかったことです。それでも、留学でしか得られない経験ができて深く満足しています。
最初は「一度は行っておきたい」という漠然とした関心でも構いません。足を踏み出せば希望が具体化し、予想を超える出来事が価値観を変えてくれます。主体的に学びたい人、そして今「自分に自信が持てない」と悩んでいる人こそ、ぜひこの刺激的な環境に挑戦してみてほしいです。
詳しくは...
作成日:2026年5月28日 / 更新日:2026年5月29日





